現実不安症みたいな
どうも、池田です。
今回は人生無理無理モードな時のうつ病患者がしてほしいことについて。
現在うつ病治療中で今年でうつ病5年生の池田が思うことをつらつらと書きます。
だって、つらいんだもの。病気らしいんだもの、わたし。
みんなみんな、「頑張れ」「みんなつらい」「自立しろ」のオンパレード。皆まで言うな。
タラレバ言ってたって仕方ないなんて自分が一番わかってるの。それでも、「頑張れ」なんて、もう聞きたくない。
自分がいつ病気になったかなんてもう覚えてない。
でも、病名を貰ったのはかれこれ8年くらい前。高校生くらいの時。
薬をちゃんと飲んでいる期間はムラはあるけど5年くらい。わたしはこの約8年間、元気な時もあるけれど、台風みたいなよくわからない原因不明の落ち込みがちょくちょくやってきていた。
そんな時に、「頑張れ」なんて言われたら、生きている心地なんてしない。
何を言われても全然救われない。期待した言葉を他人が言ってくれるわけがないっていうのは徐々に学習していった。
10代後半でそれを悟るような人生ってなんなんだ。もっと他人に期待して生きていたかったと、今更ながら思う。
だからそんな時、涙が止まらなくて過呼吸になったり喚き散らしている台風みたいな落ち込みの時、何も言わずにそばにいてほしい。
そんなこと、他人がしてくれるなんて毛頭思ってはないんだけれど。やっぱりいまだに、ちょっぴり、期待してしまうから、よろしくお願いします。
そっと手を握ってくれたら嬉しい。指先が冷えないように、さすってくれたらなお嬉しい。
過呼吸の時に、「大丈夫だから」だなんて、聞きたくないから。大好きな飲み物を持って待っていてほしい。
うつ病患者に待ち合わせ時間ぴったりみたいなことを期待しないでね。ずっと焦っているの。人生が数倍くらい、きっと、早く進むと思っているし、でも不器用な自分にムカついて諦めてしまうから、ゆっくりカフェで待っているような気持ちでいてね。
泣きだしても、理由なんてあるようでないから、何も聞かないで。
本当に「なんでもない」時に失望しないで。こちとら端から希望なんてないんだから。
一緒に「なんでもない」をなんでもないことにしてほしい。気にせずスルーして。そうしたら、きっとなんでもなくなるから。
生きているのはいつもしんどいわけじゃないけど、だいたいしんどい。
ふつうだけどふつうじゃないのをわかってほしい。わがままかもだけどね。
台風が全部過ぎたら、一緒ににこにこしてくれたら、もっと人生に期待できる気がする。
それまでどれくらいかかるかわからないけど、死ぬまで治らないかもしれないけど、ちょっとだけ待ってて。